【和訳付き】フィンランド国歌「私たちの国」"Maamme"
概要
フィンランドの国歌である、私たちの国(フィンランド語: Maamme,スウェーデン語: Vårt land)は、ユーハン・ルードヴィーグ・ルーネベリによってスウェーデン語で書かれ、その詩にフレドリク・パーシウスが1848年に曲を付けたものです。1863年に公用語がフィンランド語になると、パーヴォ・カヤンデルがフィンランド語に翻訳し、広く国民にも知られることとなります。
日本語訳
1
私たちの国、スオミ、私たちの母国よ
その黄金の名 高らかに響かせよう
峰も、谷も、浜辺さえも
北の祖国よりは愛されはしないだろう
私たちの高貴な父祖の地のようには
11
君の繁栄は殻を破り
時が来れば花咲かす
我等の愛によりより高まる
この煌めき、希望、この歓迎
そして愛国の歌を
より高らかに響せよう
原詩
1
Oi maamme, Suomi, synnyinmaa!
Soi sana kultainen!
Ei laaksoa, ei kukkulaa,
ei vettä rantaa rakkaampaa
kuin kotimaa tää pohjoinen.
Maa kallis isien.
11
Sun kukoistukses kuorestaan
kerrankin puhkeaa;
viel' lempemme saa nousemaan
sun toivos, riemus loistossaan,
ja kerran laulus, synnyinmaa
korkeemman kaiun saa.